モンテグロッソ（2015年生、母アドニータ）
Montegrosso
2015.03.13
モンテグロッソ（2015年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「フランス、コルシカ島のオートコルス県にある地方自治体の名称」。毛色は青鹿毛。種牡馬のモンテロッソ（当時8歳）と交配したアドニータが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。2018年の青葉賞(G2)で4着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
木村哲也厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2017年）
12月24日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は514kg。18頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。
3歳（2018年）
1月13日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったムーンライトナイトに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。
4月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（2戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のゴールドパッキャオを3/4馬身振り切って未勝利戦を制した。
4月28日、中2週で迎えた4戦目は、3歳G2の青葉賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で北村宏司騎手（3戦1勝）。18頭立ての14番人気で17番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、4着を確保した。
9月1日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったリュヌルージュに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。
11月24日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、W.ビュイック騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝2400m 晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。
4歳（2019年）
4月21日、約5か月の休み明けで迎えた7戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のヘブンリーデイズに1馬身1/4の差をつけて久方ぶりの一戦を制した。
6月2日、中5週で迎えた8戦目は、3歳以上2勝クラスのホンコンジョッキークラブトロフィー（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上はC.ルメール騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
9月28日、約4か月の休養明けで迎えた9戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの茨城新聞杯（中山芝2000m 曇/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して6番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。
10月19日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上2勝クラス（東京芝2400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。
5歳（2020年）
1月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、4歳以上2勝クラス（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続でM.デムーロ騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のトーセングランをクビ差振り切って3勝目を手にした。
3月15日、中9週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスのスピカステークス（中山芝2000m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は北村宏司騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。
5月31日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスのむらさき賞（東京芝1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着を確保した。
6月28日、中3週で迎えた14戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの江の島ステークス（東京芝1800m 曇/不良）に出走。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、3着に入り込んだ。
6歳（2021年）
3月21日、約9か月の休み明けで迎えた15戦目は、4歳以上3勝クラスのスピカステークス（中山芝1800m 雨/重）に出走。鞍上は北村宏司騎手（5戦1勝）。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。
5月30日、中9週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスのむらさき賞（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上はM.デムーロ騎手（3戦1勝）。18頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。
9月19日、約3か月半の休み明けで迎えた17戦目は、3歳以上3勝クラスのレインボーステークス（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（4戦1勝）。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に敗れた。
10月23日、中4週で迎えた18戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの赤富士ステークス（東京ダート2100m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に終わった。
12月19日、中7週で迎えた19戦目は、3歳以上3勝クラスの北総ステークス（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は北村宏司騎手（6戦1勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に敗れた。
7歳（2022年）
2月19日、中8週で迎えた20戦目は、4歳以上3勝クラスの金蹄ステークス（東京ダート2100m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（7戦1勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。
4月10日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、エビネ特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。
4月23日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた22戦目は、一般C3-2（高知ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のラヴベローナに2馬身半の差をつけてファンの高評価に応えた。
5月21日、中3週で迎えた23戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で西川敏弘騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。
8月27日、約3か月半の休み明けで迎えた24戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西川敏弘騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。
9月10日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた25戦目は、一般C2-2（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で西川敏弘騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。
10月9日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた26戦目は、一般C3 15（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で西川敏弘騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったルクスディオンに詰め切れず、5馬身差の2着となった。
10月22日、中1週で迎えた27戦目は、塚本雄大騎手を鞍上に迎えて、来場記念特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。
11月5日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3 12（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
8歳（2023年）
1月17日、中9週で迎えた29戦目は、井上瑛太騎手を鞍上に迎えて、一般C3-7（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。
2月1日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3-7（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で井上瑛太騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。
6月17日、約4か月半の休み明けで迎えた31戦目は、阿部基嗣騎手を鞍上に迎えて、一般C3 11（高知ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。
7月1日、中1週で迎えた32戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、勝ったネルガルに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。
7月17日、中1週で迎えた33戦目は、加茂飛翔騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンド高知 第2戦（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に敗れた。
7月30日、中1週で迎えた34戦目は、倉兼育康引退記念特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は塚本雄大騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。
8月19日、中2週で迎えた35戦目は、岡遼太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3-9（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。
9月2日、中1週で迎えた36戦目は、かもみちゃん生誕特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は阿部基嗣騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。
9月17日、中1週で迎えた37戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は塚本雄大騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。
10月7日、中2週で迎えた38戦目は、草太育美in高知特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本雄大騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。
10月21日、中1週で迎えた39戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は林謙佑騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。