ヴォルパンテール（2015年生、母Harlan’s Panther）

ヴォルパンテール（2015年4月25日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。馬名の意味は「飛翔（仏）＋豹（仏）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のKitten's Joy（当時14歳）と交配したHarlan's Pantherが7歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2019年の初名古屋来場!修ちゃん生誕記念(一般C10)。

経歴

デビュー前

ノルマンディーオーナーズクラブにて総額2,880万円（7.2万×400口）で一口馬主が募集された。

高木登厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

10月29日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 雨/不良）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

3歳（2018年）

2月11日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた3戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

4月22日、中6週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

6月17日、中7週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

7月23日、中4週で迎えた6戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアンバー賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた7戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

10月13日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月4日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた9戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蓑島靖典騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月15日、中5週で迎えた10戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（2019年）

2月9日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月7日、中7週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は蓑島靖典騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた13戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2770m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月18日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。14着に終わった。

9月28日、中5週で迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は蓑島靖典騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月30日、中4週で迎えた16戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、初名古屋来場!修ちゃん生誕記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のエイシンベラドンナに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月13日、中1週で迎えた17戦目は、乳岩川特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた18戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、宇連川特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた19戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤誓二騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月19日、連闘で迎えた20戦目は、中川コロナ杯（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤誓二騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

5歳（2020年）

1月2日、中1週で迎えた21戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

1月15日、中1週で迎えた22戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた23戦目は、一般C26（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた24戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宇都英樹騎手（5戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた25戦目は、森夫妻幸せを分けてくれ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宇都英樹騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく10着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた26戦目は、リカコ卒業記念（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で宇都英樹騎手（7戦1勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず6着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた27戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた28戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた29戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

5月1日、中0週で迎えた30戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横井将人騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた31戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で横井将人騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず8着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた32戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で横井将人騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた33戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で横井将人騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた34戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で横井将人騎手（7戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた35戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で横井将人騎手（8戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

7月17日、中0週で迎えた36戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、一般C16（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったライブリーホームに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

7月31日、中1週で迎えた37戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は横井将人騎手（9戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったキッズウヤウムヤーに詰め切れず、約13馬身差の2着に敗北した。

8月19日、中2週で迎えた38戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（10戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた39戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（11戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したブランエクラを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

9月16日、中1週で迎えた40戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で横井将人騎手（12戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた41戦目は、名古屋モーニングフィーバー50（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で横井将人騎手（13戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた42戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で横井将人騎手（14戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。