エクチュール（2020年生、母イエロースター）

エクチュール（2020年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「フランス語で輝き(Eclat)と未来(Futur)の組み合わせ」。毛色は栗毛。種牡馬のミッキーアイル（当時9歳）と交配したイエロースターが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はグランデファーム。主な勝ち鞍は2024年の一般C2七。

経歴

デビュー前

畠山吉宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

8月20日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1800m 雨/稍重）に出走。馬体重は496kg。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、後続との差を2馬身以上キープして、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、イエルバブエナにクビ差交わされて2着に惜敗した。

3歳（2023年）

7月9日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

7月29日、中2週で迎えた3戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

9月3日、中4週で迎えた4戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

4歳（2024年）

6月2日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた5戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（水沢ダート1300m 小雨/稍重）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、ギンガに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

6月16日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のホワイトエーレに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。