トップロンシャン（2003年生、母トップアイレン）

トップロンシャン（2003年3月28日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のワカオライデン（当時22歳）と交配したトップアイレンが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）グラストレーニングセンター。戦績は、地方9戦6勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の一般C3三。

経歴

デビュー前

椎名広明厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2005年）

8月25日、デビュー戦は左海誠二騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 雨/不良）に出走。馬体重は469kg。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

4歳（2007年）

9月25日、約25か月半の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた2戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C3六イ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るカガリブレーヴを上がり1位タイの末脚でアタマ差だけ差し切って初白星を挙げた。

11月14日、中6週で迎えた3戦目は、一般C3三イ（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るエールストライクを豪脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

12月4日、中2週で迎えた4戦目は、一般C3二（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のカガリブレーヴに1馬身半の差をつけて3勝目をゲットした。

5歳（2008年）

1月8日、中4週で迎えた5戦目は、一般C3五ア（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るビューオナサカを上がり1位の末脚で半馬身差し切って破竹の4連勝を決めた。

1月31日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた6戦目は、一般C3三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のウキウキヨークンに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

3月7日、中4週で迎えた7戦目は、一般C3一イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

5月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、一般C3三（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のビッグクィーンに3馬身の差をつけて6勝目を収める

6月13日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2六アイ（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したマルハチラヴレスを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。