フラマスター（2000年生、母イチナイス）

フラマスター（2000年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「フラダンスを教える先生」。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリルドルフ（当時19歳）と交配したイチナイスが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は修栄牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方7戦2勝。主な勝ち鞍は2004年の一般C5。

経歴

デビュー前

1歳のとき、修栄牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」と「北海道9月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

岩城博俊厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

8月31日、デビュー戦は加藤和宏騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に敗れた。

10月6日、中4週で迎えた2戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のナチュラルサドル特別（船橋ダート1600m 小雨/良）に出走。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に敗れた。

11月8日、中4週で迎えた3戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

12月29日、中6週で馬体重を前走から23kg増やして迎えた4戦目は、粂川京利騎手を鞍上に迎えて、一般C5ニ（宇都宮ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2004年）

2月19日、中6週で迎えた5戦目は、とちおとめ賞（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で粂川京利騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のデュークプリンスに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月8日、中2週で迎えた6戦目は、一般C5（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で粂川京利騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヒシスカーレットに4馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

3月22日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3ロ C4イ（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で粂川京利騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で粂川京利騎手（4戦2勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。11着に敗れた。

4月25日、中2週で迎えた9戦目は、一般C4ロ C5イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で粂川京利騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。