クリスタルツリー（2018年生、母ストームエンジェル）

Crystal Tree

2018.04.03

クリスタルツリー（2018年4月3日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時22歳）と交配したストームエンジェルが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は川越ファーム。主な勝ち鞍は2021年の134.5万円以下。

経歴

デビュー前

1歳のとき、川越ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、楊明山によって972万円で落札された。

米田英世厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2020年）

12月25日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったカルシファーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

3歳（2021年）

1月20日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

6月29日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた4戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の134.5万円以下（大井ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のハヌマーンに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2021年9月28日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。