ロイヤルオー（2002年生、母ダンシングダマスカス）

Royal O

2002.05.18

ロイヤルオー（2002年5月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のロイヤルスキー（当時28歳）と交配したダンシングダマスカスが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は宮崎牧場。戦績は、地方10戦3勝。主な勝ち鞍は2005年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、宮崎牧場から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

足立勝久厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2004年）

12月20日、デビュー戦は山田信大騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は459kg。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

3歳（2005年）

1月27日、中4週で迎えた2戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた3戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた4戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカゼノタカオーに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月29日、中4週で迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のヤクモオリンピアに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月28日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦2勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

9月6日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアイディンピュアーをクビ差振り切って3勝目を奪取した。

10月12日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦の御成特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は山田信大騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

11月11日、中3週で迎えた10戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場を作れず12着に終わった。