アサティス（1985年生、母Secret Asset）

Assatis

1985.03.28

アサティス（1985年3月28日）は、アメリカ合衆国で生まれた競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のTopsider（当時11歳）と交配したSecret Assetが9歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、海外15戦6勝。1989年のジョッキークラブ大賞(伊・G1)に勝利した他、1989年、1990年とハードウィックステークス(英・G2)を連覇するなど、G1級競走1勝を含む重賞5勝を挙げた。

経歴

3歳（1988年）

7月6日、P.エデリー騎手を鞍上に据えて、10頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のReef Larkに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月26日、重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続でP.エデリー騎手（1戦1勝）。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったMinster Sonから2馬身差の2着に敗れた。

9月22日、鞍上は3戦連続でP.エデリー騎手（2戦1勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のトップクラスに8馬身の差をつけて重賞ウィナーの称号を掴み取った。

4歳（1989年）

6月23日、G2のハードウィックステークス（イギリス・アスコット芝2406m）に出走。鞍上は4戦連続でP.エデリー騎手（3戦2勝）。4頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトップクラスに3馬身の差をつけて2つ目の重賞タイトルを手に入れた。

7月11日、G2のプリンセスオブウェールズステークス（イギリス・ニューマケット (ジュライコース)芝2414m）に出走。鞍上は5戦連続でP.エデリー騎手（4戦3勝）。5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったキャロルハウスからクビ差の2着に甘んじた。

9月2日、R.コクレーン騎手を鞍上に迎えて、5頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のRelief Pitcherをアタマ差制して同レース3勝目を挙げた。

10月21日、G1のジョッキークラブ大賞（イタリア・サンシーロ芝2400m）に出走。G1級競走への出走は初となった。8頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のAlydaressに半馬身の差をつけてG1初挑戦初制覇を成し遂げた。

11月26日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上はR.コクレーン騎手（1戦1勝）。15頭立ての5番人気で大外15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。

5歳（1990年）

5月4日、G2のジョッキークラブステークス（イギリス・ニューマーケット芝2414m）に出走。鞍上は2戦連続でR.コクレーン騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月22日、G2のハードウィックステークス（イギリス・アスコット芝2406m）に出走。鞍上は3戦連続でR.コクレーン騎手（3戦1勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のIle de Niskyに3/4馬身の差をつけて連覇達成

7月10日、G2のプリンセスオブウェールズステークス（イギリス・ニューマケット (ジュライコース)芝2414m）に出走。鞍上は4戦連続でR.コクレーン騎手（4戦2勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月28日、柴田政人騎手を鞍上に迎えて、G1のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス（イギリス・アスコット芝2406m）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月18日、鞍上はR.コクレーン騎手（5戦2勝）。5頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月7日、G1の凱旋門賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。鞍上は柴田政人騎手（1戦0勝）。21頭立てのレースに臨んだ。12着に敗れた。