ネザーランドリマ（2020年生、母ビバナポリ）

Netherland Lima

2020.04.11

ネザーランドリマ（2020年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「オランダより+人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のアメリカンペイトリオット（当時7歳）と交配したビバナポリが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は碧雲牧場。

経歴

デビュー前

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

10月16日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は424kg。18頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

11月13日、中3週で迎えた2戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

12月10日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

3歳（2023年）

1月15日、中4週で迎えた4戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

1月21日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で原優介騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で原優介騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着に入った。

3月4日、中2週で迎えた7戦目は、佐藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入った。

3月19日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐藤翔馬騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、3着に入った。

4月9日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で佐藤翔馬騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

5月14日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で佐藤翔馬騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

6月10日、中3週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（函館芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は山田敬士騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

6月17日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、3歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田敬士騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

7月15日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた13戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で山田敬士騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

2023年7月27日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。