マチカネキイッポン（1985年生、母ラツキーマネーメーカー）

マチカネキイッポン（1985年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパーソロン（当時25歳）と交配したラツキーマネーメーカーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は安原実。戦績は、中央平地13戦1勝2着1回、地方14戦0勝。主な勝ち鞍は1988年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

伊藤雄二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1988年）

1月9日、デビュー戦は田原成貴騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都芝2000m 曇/稍重）に出走。馬体重は502kg。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

1月24日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に敗れた。

2月13日、中2週で迎えた3戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

8月28日、約6か月半の休み明けで迎えた4戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝1200m 小雨/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた5戦目は、柴田政人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったタケノショウリに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月24日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のアボインに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中京芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は一杯になって15着に敗れた。

4歳（1989年）

1月14日、中3週で迎えた8戦目は、5歳以上400万下（京都ダート1200m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

2月5日、中2週で迎えた9戦目は、5歳以上400万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に敗れた。

5歳（1990年）

1月28日、約12か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は千田輝彦騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

2月11日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた11戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

3月11日、中3週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で千田輝彦騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で千田輝彦騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

5月6日、中5週で迎えた14戦目は、田村光則騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた15戦目は、小笠原義巳騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1750m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月17日、中3週で迎えた16戦目は、小竹清一騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1750m 曇/重）に出走。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた17戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は田村光則騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月8日、中3週で迎えた18戦目は、一般（水沢ダート1420m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田村光則騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月5日、中3週で迎えた19戦目は、一般（盛岡ダート1420m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田村光則騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた20戦目は、一般（盛岡ダート1420m 曇/稍重）に出走。鞍上は小竹清一騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月15日、中3週で迎えた21戦目は、一般（水沢ダート1420m 小雪/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小竹清一騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

6歳（1991年）

4月15日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、一般（盛岡ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は小笠原義巳騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月12日、中3週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた23戦目は、一般（盛岡ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は小竹清一騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月26日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた24戦目は、一般（水沢ダート1420m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で小竹清一騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた25戦目は、及川良春騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1420m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月6日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた26戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は田村光則騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた27戦目は、一般（盛岡ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村光則騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。