ジダノフ（1998年生、母Thracian）

Zhdanov

1998.04.08

ジダノフ（1998年4月8日）は、イギリスで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のZafonic（当時8歳）と交配したThracianが6歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地3戦0勝、地方8戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

二ノ宮敬宇厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

6月23日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず15着に敗れた。

6月30日、連闘で迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

7月22日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では余力が残っておらず18着に終わった。

11月3日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C5（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月24日、中2週で迎えた5戦目は、一般C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月1日、連闘で迎えた6戦目は、一般C5（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（2002年）

1月2日、中4週で迎えた7戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 小雪/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月14日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、キャビンスティルに交わされて2馬身半差の2着となった。

2月3日、中2週で迎えた9戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアミフジオーカンに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月23日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のセイントアローに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月11日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下貴光騎手（2戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。