ケリー（2017年生、母スパーブクィーン）

Kelly

2017.03.15

ケリー（2017年3月15日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時21歳）と交配したスパーブクィーンが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はゴールドアップカンパニー。主な勝ち鞍は2019年の北海道きたやさい賞。

経歴

デビュー前

米川昇厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2019年）

6月12日、デビュー戦は石川倭騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

7月16日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり6着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、目の覚めるような末脚を炸裂させて、最後は2着のチェリースノーに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月13日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で石川倭騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で石川倭騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

9月12日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦の北海道きたやさい賞（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で石川倭騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のジェネラルエリアを3/4馬身振り切って2勝目を手中に収めた。

9月26日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ7（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で石川倭騎手（6戦2勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた8戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ8（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で石川倭騎手（7戦2勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って7着に終わった。

3歳（2020年）

10月1日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、ポテンシャル玉木賞（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のパッションピーチに1馬身半の差をつけて久方ぶりの一戦を制した。