パトリオットキッス（2006年生、母メモリアルキッス）

Patriot Kiss

2006.03.29

パトリオットキッス（2006年3月29日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時13歳）と交配したメモリアルキッスが9歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）富川田中牧場。戦績は、地方10戦1勝。主な勝ち鞍は2008年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、富川田中牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、富川田中牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、石川県馬主協会によって210万円で落札された。

鈴木正也厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2008年）

9月21日、デビュー戦は平瀬城久騎手を鞍上に据えて、2歳（金沢ダート900m 曇/重）に出走。馬体重は437kg。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のドリームライズを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

11月4日、中5週で迎えた2戦目は、2歳戦のアンタレス特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦1勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（2戦1勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた4戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のヤングチャンピオン（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた5戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、2歳（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

3歳（2009年）

1月4日、中2週で迎えた6戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞のプリンセスカップ（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず12着に終わった。

4月7日、約3か月の休養明けで迎えた7戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた8戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

6月8日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で前野幸一騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

8月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず11着に終わった。