ブライアンガール（1995年生、母ジプシーガール）

ブライアンガール（1995年4月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時10歳）と交配したジプシーガールが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は大豊牧場。戦績は、中央平地15戦1勝2着3回、地方11戦0勝。主な勝ち鞍は1998年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

中尾正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

2月28日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は430kg。15頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に敗れた。

5月3日、中8週で迎えた2戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（京都芝1600m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた3戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（東京芝1600m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

5月24日、連闘で迎えた4戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中京芝1800m 雨/良）に出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

6月20日、中3週で迎えた5戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったサクラバラダに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

7月4日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、勝ったタガノミラクルに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

7月18日、中1週で迎えた7戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマイネリーベを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月9日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

8月30日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の三年坂特別（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宝来城多郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（3戦0勝）。15頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月4日、中2週で迎えた11戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

4歳（1999年）

1月31日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

2月20日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は宝来城多郎騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮戦したが、勝ったウイッシュバンダムにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

3月28日、中4週で迎えた14戦目は、常石勝義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では脚を伸ばせず16着に終わった。

4月4日、連闘で迎えた15戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

6月15日、中9週で迎えた16戦目は、榎本貴行騎手を鞍上に迎えて、一般A6（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた17戦目は、一般A6（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で榎本貴行騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた18戦目は、深見明宏騎手を鞍上に迎えて、一般A4（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた19戦目は、一般A4（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は榎本貴行騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月16日、中0週で迎えた20戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で榎本貴行騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月1日、中1週で迎えた21戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は深見明宏騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月9日、連闘で迎えた22戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で深見明宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた23戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は榎本貴行騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた24戦目は、一般A6（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で榎本貴行騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月26日、中2週で迎えた25戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で榎本貴行騎手（6戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月2日、連闘で迎えた26戦目は、一般A6（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で榎本貴行騎手（7戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。