コットンフラワー（2005年生、母スノーインサマー）

コットンフラワー（2005年4月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「カクテル名」。毛色は鹿毛。種牡馬のスキャターザゴールド（当時8歳）と交配したスノーインサマーが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）三好牧場。戦績は、中央平地10戦0勝2着1回、地方18戦1勝。主な勝ち鞍は2009年の一般C8。

経歴

デビュー前

二本柳俊一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

5月31日、デビュー戦は二本柳壮騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝1400m 小雨/重）に出走。馬体重は434kg。18頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

6月29日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で二本柳壮騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で二本柳壮騎手（3戦0勝）。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったスズカエルマンボにねじ伏せられて5馬身差の2着となった。

8月17日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で二本柳壮騎手（4戦0勝）。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

9月27日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で二本柳壮騎手（5戦0勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

10月5日、連闘で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で二本柳壮騎手（6戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はタレてしまい10着に終わった。

4歳（2009年）

2月4日、約4か月の休み明けで迎えた8戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた9戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた10戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた11戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で牧野孝光騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた12戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で牧野孝光騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月22日、中2週で迎えた13戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、むつごろう特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月29日、連闘で迎えた14戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（5戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月9日、中0週で迎えた15戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた16戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C9（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた17戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C8（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月17日、連闘で迎えた18戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた19戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は岩永千明騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた20戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、一般C6（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた21戦目は、一般C8（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は岩永千明騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のダイメイナツコに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月1日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は二本柳壮騎手（7戦0勝）。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では決め手が足りず15着に終わった。

11月22日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（8戦0勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

12月26日、中4週で迎えた24戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で二本柳壮騎手（9戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい15着に終わった。

5歳（2010年）

2月4日、中5週で迎えた25戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、アーバンステージ如月賞（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず14着に終わった。

9月29日、約8か月の休み明けで迎えた26戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、セプテンバースター賞（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

10月27日、中3週で迎えた27戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、オクトーバースター賞（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

6歳（2011年）

5月17日、約6か月半の休み明けで迎えた28戦目は、東日本大震災復興支援メイスター賞（川崎ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。