ベラジオハルカ（2021年生、母エリモハルカ）

ベラジオハルカ（2021年2月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+母名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキズナ（当時11歳）と交配したエリモハルカが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道日高郡新ひだか町、生産者はチャンピオンズファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2024年の桂紅雀ラジオ中継やってるで賞(C2二)。

経歴

デビュー前

上村洋行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

8月20日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー小倉（小倉芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に敗れた。

9月16日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦の2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい7着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた3戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦の2歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

3歳（2024年）

6月13日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

7月4日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた5戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、3歳C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

8月16日、中5週で迎えた6戦目は、桂紅雀ラジオ中継やってるで賞（園田ダート1400m 曇/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は吉村智洋騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエクスプロラベストを凄まじい末脚でハナ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

9月18日、中4週で迎えた7戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸びを見せたが、伸びてきたウィスピースノー決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

10月18日、中3週で迎えた8戦目は、シクラメン賞（園田ダート1870m 曇/良）に出走。鞍上は田野豊三騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

4歳（2025年）

1月30日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田野豊三騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。