リバアポート（1987年生、母アデイアルポート）

リバアポート（1987年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリトルリヴア（当時14歳）と交配したアデイアルポートが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）赤石牧場。戦績は、中央平地15戦0勝、地方27戦7勝2着7回。主な勝ち鞍は1992年のフラワーハンデ特別(A3)。

経歴

デビュー前

井上宥藏厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（1989年）

10月27日、デビュー戦は森下博騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のビクトリアガイに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月12日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦1勝）。5頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤノタイザンに1馬身の差をつけて2勝目を収める

12月1日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のローレル賞 1組（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3歳（1990年）

3月18日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（3戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったニイタカセンプーから1馬身差の2着に敗北した。

4月19日、中4週で迎えた5戦目は、3歳戦のスイトピー特別 3組（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で森下博騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月19日、中8週で迎えた6戦目は、3歳戦のくちなし特別 3組（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で森下博騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったトールリバーから4馬身差の2着に敗北した。

7月21日、中4週で迎えた7戦目は、3歳戦のあさがお特別 2組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で森下博騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったグラッドストーンからクビ差の2着に甘んじた。

8月6日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のハイビスカス特別 1組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で森下博騎手（7戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のひまわり特別 1組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で森下博騎手（8戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月12日、中5週で迎えた10戦目は、一般C1三（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で森下博騎手（9戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月16日、中4週で迎えた11戦目は、葉牡丹特別（船橋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で森下博騎手（10戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月7日、中2週で迎えた12戦目は、一般C1三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で森下博騎手（11戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったアルゴスフオンテンから半馬身差の2着に敗北した。

12月31日、中2週で迎えた13戦目は、千秋楽特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で森下博騎手（12戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1991年）

1月9日、連闘で迎えた14戦目は、田山信則騎手を鞍上に迎えて、末広特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月10日、中4週で迎えた15戦目は、早春特別（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は森下博騎手（13戦2勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイネルテンザンから1馬身差の2着となった。

9月6日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた16戦目は、サファイア特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（14戦2勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったキリエキスパートからクビ差の2着となった。

10月2日、中3週で迎えた17戦目は、南武特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（15戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のインターマズルに3馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

10月29日、中3週で迎えた18戦目は、ブルースカイハンデ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（16戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月25日、中3週で迎えた19戦目は、一般B2三（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森下博騎手（17戦3勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のマイルーラーに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

12月18日、中2週で迎えた20戦目は、冬至特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は田山信則騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のハーバーアイリスをハナ差制して勝利をモノにする

12月31日、中1週で迎えた21戦目は、年越し特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（18戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1992年）

1月16日、中1週で迎えた22戦目は、ジャニュアリーハンデ特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（19戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後はサンシャインコールと並んで2着同着となった。

1月31日、中1週で迎えた23戦目は、白富士特別（船橋ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（20戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のファインブリッジに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月12日、中1週で迎えた24戦目は、ミューチュアルカップ（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（21戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月6日、中2週で迎えた25戦目は、マーチハンデ特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で森下博騎手（22戦5勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月31日、中3週で迎えた26戦目は、フラワーハンデ特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で森下博騎手（23戦5勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のフアルコンスキーをクビ差制して1着ゴールを果たした。

4月23日、中2週で迎えた27戦目は、房総特別（船橋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で森下博騎手（24戦6勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月2日、約3か月半の休み明けで迎えた28戦目は、久保敏文騎手を鞍上に迎えて、やまなみステークス（小倉芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

8月22日、中2週で迎えた29戦目は、阿蘇ステークス（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で久保敏文騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

9月12日、中2週で迎えた30戦目は、スカイブルーステークス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保敏文騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

10月11日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、ハンデ戦の太秦ステークス（京都ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で久保敏文騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

10月17日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた32戦目は、嵐山ステークス（京都芝3000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で久保敏文騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた33戦目は、栗田伸一騎手を鞍上に迎えて、テレビ静岡賞（東京ダート2100m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた34戦目は、比叡ステークス（京都芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は久保敏文騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

11月28日、連闘で迎えた35戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の花園ステークス（京都ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

12月20日、中2週で迎えた36戦目は、オリオンステークス（阪神芝2500m 雨/稍重）に出走。鞍上は久保敏文騎手（6戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

6歳（1993年）

1月10日、中2週で迎えた37戦目は、万葉ステークス（京都芝3000m 外回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で久保敏文騎手（7戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた38戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の飛鳥ステークス（京都芝1800m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

2月7日、連闘で迎えた39戦目は、松籟ステークス（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず4着に終わった。

2月28日、中2週で迎えた40戦目は、ハンデ戦の甲南ステークス（阪神芝2500m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で四位洋文騎手（2戦0勝）。15頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた41戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のサンシャインステークス（中山芝2500m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた42戦目は、なにわステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。