ベアオンワード（2006年生、母サンデーオンワード）

ベアオンワード（2006年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父名より＋冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のチーフベアハート（当時13歳）と交配したサンデーオンワードが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（株）オンワード牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方2戦0勝。

経歴

デビュー前

柴田政見厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

2月28日、デビュー戦は田中克典騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

3月22日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では脚を伸ばせず16着に終わった。

4月30日、中5週で馬体重を前走から19kg戻して迎えた3戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の生駒山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

6月17日、中6週で迎えた4戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップメロン賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

7月11日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

8月8日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では速い脚を使えず14着に終わった。