キジョーコンコルド（2006年生、母ミホフレミントン）

キジョーコンコルド（2006年2月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時13歳）と交配したミホフレミントンが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）本桐牧場。戦績は、地方11戦1勝2着1回。2009年の新春ペガサスカップ(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

田中敏和厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2008年）

11月7日、デビュー戦は岡部誠騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は462kg。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスギノブライアンに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月3日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3歳（2009年）

1月2日、中3週で迎えた3戦目は、3歳地方重賞の新春ペガサスカップ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

1月12日、中0週で迎えた4戦目は、3歳戦の丹頂鶴特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が鈍り4着に敗れた。

2月3日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のおしどり特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したキッポーメダリストにクビ差届かず2着に甘んじた。

7月1日、約5か月の休養明けで迎えた6戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフラミンゴ特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

8月12日、中5週で迎えた7戦目は、3歳戦の孔雀特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

8月25日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた8戦目は、3歳戦のかもめ特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

9月15日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた9戦目は、3歳戦のコノハズク特別（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のほととぎす特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で児島真二騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

10月19日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で児島真二騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。