カイザーライン（2017年生、母アヴェンチュラ）

Kaiser Line

2017.01.19

カイザーライン（2017年1月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「皇帝(独)+系統。皇帝の系統。両親からの血脈をさらに高めて欲しい」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエピファネイア（当時7歳）と交配したアヴェンチュラが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2020年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額6,000万円（15万×400口）で一口馬主が募集された。

藤原英昭厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

11月9日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は508kg。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

3歳（2020年）

6月13日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての6番人気で16番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天授の負けん性を発揮してゴールまで頑張り、4着に入った。

6月28日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、D.レーン騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。18頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、4着に終わった。

7月25日、中3週で迎えた4戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のブラインドデートをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。