レイム（2021年生、母ミコノキセキ）

Reimu

2021.04.18

レイム（2021年4月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「霊夢。神仏のお告げがある不思議な夢。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のトランセンド（当時15歳）と交配したミコノキセキが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は松木 加代。主な勝ち鞍は2024年の3歳以上C2一。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松木加代から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、パッショーネによって220万円で落札された。

高橋康之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

12月3日、デビュー戦は永島まなみ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた2戦目は、河原田菜々騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

3歳（2024年）

1月7日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は永島まなみ騎手（1戦0勝）。17頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で永島まなみ騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

3月9日、中5週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は河原田菜々騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着を確保した。

4月7日、中3週で迎えた6戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入った。

4月20日、中1週で迎えた7戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったランランガールに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

5月4日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に敗れた。

6月22日、中6週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は永島まなみ騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったブーヤカにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

7月24日、中4週で迎えた10戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップ マスカット賞（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島まなみ騎手（4戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

8月25日、中4週で迎えた11戦目は、柴田裕一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

9月25日、中3週で迎えた12戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、アスセナに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

10月11日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本咲希到騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のネバーエバーをハナ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

11月6日、中3週で迎えた14戦目は、3歳以上B2 C1（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本咲希到騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、ギャランにクビ差交わされて2着に甘んじた。