エイシンセレブ（2015年生、母エーシンロンシャン）

エイシンセレブ（2015年2月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋有名な人のこと」。毛色は栗毛。種牡馬のエーシンフォワード（当時10歳）と交配したエーシンロンシャンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。主な勝ち鞍は2018年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

坂口正則厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

12月17日、デビュー戦は高倉稜騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。18頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。

3歳（2018年）

1月21日、中4週で迎えた2戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

5月20日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のバットオールソーをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

10月20日、約5か月の休み明けで迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦1勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り14着に敗れた。

4歳（2019年）

4月30日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、楽天競馬賞（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のロマングレースに3馬身半の差をつけて久方ぶりの実戦をモノにした。

5月22日、中2週で迎えた6戦目は、神姫バス杯（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のウィッシュノートに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

6月20日、中3週で迎えた7戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の園田FCスプリント（園田ダート820m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

5歳（2020年）

1月3日、約6か月半の休み明けで迎えた8戦目は、楽天競馬賞園田迎春スプリント（園田ダート1230m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

1月23日、中2週で迎えた9戦目は、たつの赤とんぼ特別（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた10戦目は、DASHよかわ特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

5月22日、約3か月半の休養明けで迎えた11戦目は、4歳以上B2（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉村智洋騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のシュテルンシチーに2馬身半の差をつけて4勝目をマークした。

6月17日、中3週で迎えた12戦目は、桜桃特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉村智洋騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

7月31日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた13戦目は、御堂筋特別（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で吉村智洋騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。