フェアリーライド（2004年生、母ジェニアリータ）

フェアリーライド（2004年3月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「妖精の騎馬行列」。毛色は鹿毛。種牡馬のサザンヘイロー（当時21歳）と交配したジェニアリータが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）サンシャイン牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方9戦2勝。2006年のエーデルワイス賞(牝G3)で3着に入った他、2006年のフローラルカップ(牝地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

米川昇厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2006年）

6月27日、デビュー戦は斉藤正弘騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は442kg。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で集団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトーホウタンゴに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月18日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月16日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のリリーカップ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月13日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のフローラルカップ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤正弘騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のビヨンザシーに6馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月12日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳G3のエーデルワイス賞（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で斉藤正弘騎手（4戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月19日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（東京芝1400m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず14着に敗れた。

3歳（2007年）

1月8日、中6週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた7戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下の呉竹賞（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての12番人気で大外15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

4歳（2008年）

8月6日、約19か月の休養明けで馬体重を前走からさらに34kg増やして迎えた8戦目は、アルビレオ特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（5戦2勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月27日、中2週で迎えた9戦目は、マイネルセレクト賞（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（6戦2勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月10日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、牝馬限定地方重賞のノースクイーンカップ（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（7戦2勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。13着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた11戦目は、ふらのにんじん特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤正弘騎手（8戦2勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。