キクカバウンダー（2009年生、母キクカグローバル）

キクカバウンダー（2009年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ソ連の高速爆撃機」。毛色は鹿毛。種牡馬のフォーティナイナーズサン（当時8歳）と交配したキクカグローバルが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は高松牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

清水出美厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2012年）

5月12日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は516kg。17頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に敗れた。

6月23日、中5週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き13着に敗れた。

7月25日、中4週で迎えた3戦目は、3歳戦の三室山特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（3戦0勝）。18頭立ての16番人気で大外18番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

9月2日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で幸英明騎手（4戦0勝）。18頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、6着に終わった。

10月7日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず12着に終わった。

11月10日、中4週で迎えた7戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の五色沼特別（福島芝1200m 小雨/良）に出走。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず11着に終わった。

4歳（2013年）

1月19日、中9週で迎えた8戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びを欠き15着に終わった。