フクノジョヴァンニ（2022年生、母タケノローマン）

Fukuno Giovanni

2022.02.22

フクノジョヴァンニ（2022年2月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+人名より。父名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のルヴァンスレーヴ（当時7歳）と交配したタケノローマンが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は松浦牧場。主な勝ち鞍は2025年のがんばれ!Aiba浦河応援賞(一般C32 C41)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松浦牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

伊藤圭三厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

9月22日、デビュー戦は横山和生騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中京ダート1400m 小雨/良）に出走。馬体重は432kg。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた2戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、5着に終わった。

3歳（2025年）

1月11日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は横山和生騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

3月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、長浜鴻緒騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

4月26日、中3週で迎えた5戦目は、M.M.ディー騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に敗れた。

8月26日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた6戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、新冠で新規就農の夢叶えま賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、アーロッタレットに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

9月9日、中1週で迎えた7戦目は、グランシャリオドリーム56（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた8戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C32 C41（門別ダート1700m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず3着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた9戦目は、がんばれ!Aiba浦河応援賞（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るバルジールを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

デビュー前

1歳のとき、松浦牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

10月29日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、ネリネ特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番ゲートからスタート。出走取消となった。