スマートジュリアス（2023年生、母スマートノエル）

Smart Julius

2023.03.14

スマートジュリアス（2023年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のモズアスコット（当時9歳）と交配したスマートノエルが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は本間牧場。

経歴

デビュー前

中村直也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2025年）

8月9日、デビュー戦は菱田裕二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、アイニードユーに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

9月21日、中5週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したキンダープンシュに半馬身届かず2着に敗北した。

10月5日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 小雨/重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、勝ったサヨノパララックスに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

11月15日、中5週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のアイカンアズーラに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。