ビクトリーライン（2004年生、母ヘッドオブヴィクトリー）

ビクトリーライン（2004年3月31日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のオジジアン（当時21歳）と交配したヘッドオブヴィクトリーが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は馬道繁樹。戦績は、地方21戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年の康生・啓道君健康でね記念( 牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、馬道繁樹から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。2歳のとき、馬道繁樹から「ホッカイドウ競馬トレーディングセールサラブレッド競走馬」に上場されたが主取りとなった。

田部和則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2006年）

5月11日、デビュー戦は竹内仁志騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

5月18日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹内仁志騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（札幌(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で竹内仁志騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

7月5日、中4週で迎えた4戦目は、2歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹内仁志騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で竹内仁志騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた6戦目は、伊藤千尋騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の2歳（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤千尋騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の2歳（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤千尋騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の2歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤千尋騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の2歳（旭川ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤千尋騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた11戦目は、2歳（旭川ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤千尋騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月9日、中3週で迎えた12戦目は、2歳（札幌(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で伊藤千尋騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

12月14日、中4週で迎えた13戦目は、土田龍也騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定2歳戦の康生・啓道君健康でね記念（笠松ダート1400m 雪/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で土田龍也騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のハッスルオトメを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

3歳（2007年）

1月8日、中0週で迎えた15戦目は、3歳戦の祝前畑貴彦誕生日記念（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で土田龍也騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で土田龍也騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた17戦目は、粂川京利騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエイシンイッチョーを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

2月25日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦の岐南町徳田ねぎ賞（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で粂川京利騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

3月12日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた19戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は土田龍也騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るグランディールを上がり0位の末脚で半馬身差し切って2勝目を手に入れた。

4月4日、中2週で迎えた20戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土田龍也騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

4月25日、中2週で迎えた21戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったミッキーコールに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。