マサノトキメキ（2016年生、母モエレカバーガール）

マサノトキメキ（2016年4月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ときめき」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時17歳）と交配したモエレカバーガールが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は有限会社大作ステーブル。2019年の9.28J-PLACE鳥栖オープン賞で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中村和夫から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

小笠倫弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

10月28日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 小雨/重）に出走。馬体重は428kg。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

3歳（2019年）

2月3日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

5月5日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

6月30日、中7週で迎えた4戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 雨/不良）に出走。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

8月3日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったクロティルドを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

8月18日、中1週で馬体重を前走からさらに13kg増やして迎えた6戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて、最後は2着のシゲルシンジュを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

9月8日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のトワイライトパレスをクビ差振り切って2勝目を挙げた。

9月22日、中1週で迎えた8戦目は、3歳オープンの9.28J-PLACE鳥栖オープン賞（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったダノンレジーナに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

10月20日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた9戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のこんにちは大師橋駅カップ（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

11月7日、中2週で迎えた10戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

11月21日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のグラビティ賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり4着に終わった。

12月20日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦の内田さん定年退職とチャンチャンコ記念（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

4歳（2020年）

1月4日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

1月29日、中3週で迎えた14戦目は、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四五（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。