スプリングソナタ（2009年生、母マヤノスターライト）

スプリングソナタ（2009年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ベートーベン作曲ヴァイオリンソナタ第５番の愛称」。毛色は栗毛。種牡馬のグラスワンダー（当時14歳）と交配したマヤノスターライトが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日西牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の一般C25。

経歴

デビュー前

安達昭夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2012年）

7月21日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝1400m 小雨/稍重）に出走。馬体重は506kg。18頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

8月18日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では速い脚を使えず16着に敗れた。

9月29日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では速い脚を使えず15着に終わった。

11月4日、中4週で迎えた4戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、JBC!ダート競馬の祭典だ（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月18日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた5戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、一般C4-6（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったヤマカツメビウスに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月2日、中1週で迎えた6戦目は、一般C4-5（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦したが、4着に終わった。

12月16日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた7戦目は、3階食堂冬場外営業します杯（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4歳（2013年）

1月28日、中5週で迎えた8戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のドリームパイソンに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。