サラママ（2018年生、母フルチャージ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、グランド牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、武田ステーブルによって453.6万円で落札された。

2歳（2020年）

6月22日、デビュー戦は藤本現暉騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。馬体重は465kg。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したギルランディーナを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月30日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

9月11日、中5週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤本現暉騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のベルウッドカノアに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月14日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、2歳地方重賞の鎌倉記念（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤本現暉騎手（3戦1勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

11月10日、中3週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞のローレル賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤本現暉騎手（4戦1勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

3歳（2021年）

11月15日、約12か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、一般C1八九十（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤本現暉騎手（5戦1勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、ヴァランセカズマに3/4馬身交わされて2着となった。

12月8日、中2週で迎えた7戦目は、アクダクト賞（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で藤本現暉騎手（6戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

12月28日、中2週で迎えた8戦目は、パラダイス賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で藤本現暉騎手（7戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、ミズイロキキョウに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

4歳（2022年）

1月27日、中3週で迎えた9戦目は、一般C1一二三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で藤本現暉騎手（8戦1勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したミズイロキキョウを捕まえ切れず、アタマ差の2着となった。

2月10日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、一般C1二三四（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は10戦連続で藤本現暉騎手（9戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。