ショウナンバレリオ（2017年生、母ウインデンファーレ）

ショウナンバレリオ（2017年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエピファネイア（当時7歳）と交配したウインデンファーレが17歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は細川農場。主な勝ち鞍は2019年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

2歳のとき、細川農場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、国本哲秀によって2,160万円で落札された。

池添兼雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

8月17日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握り、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で持ち堪えて、最後は2着のステージアクトレスに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

11月10日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラスの黄菊賞（京都芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた3戦目は、2歳G3の京都2歳ステークス（京都芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

3歳（2020年）

2月1日、中9週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラスの梅花賞（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい10着に終わった。

2月22日、中2週で迎えた5戦目は、3歳1勝クラスのフリージア賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池添謙一騎手（3戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい7着に終わった。

10月18日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた6戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた7戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの高湯温泉特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい13着に終わった。

12月13日、中4週で迎えた8戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

4歳（2021年）

1月16日、中4週で迎えた9戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で白浜雄造騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で白浜雄造騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月21日、中2週で迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で白浜雄造騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2021年2月24日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。