シゲルシンジラ（2004年生、母シゲルマジックロンプ）

シゲルシンジラ（2004年3月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ありがとう（中央アフリカ共和国：サンゴ語）」。毛色は栗毛。種牡馬のデヒア（当時13歳）と交配したシゲルマジックロンプが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は沖田繁。戦績は、中央平地3戦0勝、地方19戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の3歳。

経歴

デビュー前

沖芳夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

7月8日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

12月24日、約5か月の休養明けで迎えた3戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り14着に終わった。

3歳（2007年）

2月12日、中6週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず3着に敗れた。

3月4日、中2週で迎えた5戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のビクトリアダンスに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月24日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

4月22日、中3週で迎えた7戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って6着に敗れた。

5月26日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田順治騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた10戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

8月26日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で11番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。

9月30日、連闘で迎えた18戦目は、3歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は山口勲騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に終わった。

10月28日、中3週で迎えた19戦目は、3歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は鮫島克也騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、テンシノサンディに半馬身交わされて2着となった。

11月24日、中1週で迎えた21戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず5着に敗れた。

12月24日、中3週で迎えた22戦目は、3歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は吉田順治騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。