ゼンノタリスマン（2003年生、母ラックムゲン）

ゼンノタリスマン（2003年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋護符、お守りなど不思議な力を有するもの」。毛色は栃栗毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時11歳）と交配したラックムゲンが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河小林牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方5戦0勝。

経歴

デビュー前

西園正都厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

8月21日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1800m 雨/稍重）に出走。馬体重は482kg。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

9月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた3戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

3歳（2006年）

1月28日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に敗れた。

2月5日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井学騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

3月8日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦の書写山特別（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で酒井学騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

9月13日、約6か月半の休養明けで迎えた7戦目は、3歳戦の白露賞（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で酒井学騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月4日、中6週で迎えた8戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

11月25日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

4歳（2007年）

5月19日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた10戦目は、3歳以上C1-8（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず10着に終わった。