リュトン（2022年生、母ストーミーレニー）

Rhyton

2022.02.17

リュトン（2022年2月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「古代のバルカン半島で用いられた盃」。毛色は鹿毛。種牡馬のアルアイン（当時8歳）と交配したストーミーレニーが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。

経歴

デビュー前

1歳のとき、下河辺牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、金子真人ホールディングスによって3,410万円で落札された。

蛯名正義厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2025年）

1月25日、デビュー戦は原優介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は468kg。18頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では見所を作れず17着に終わった。

4月5日、中9週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原優介騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では速い脚を使えず18着に終わった。

6月14日、中9週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で原優介騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では圧巻の末脚を披露し、4着に入り込んだ。

6月22日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で原優介騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

8月9日、中6週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で原優介騎手（4戦0勝）。15頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に敗れた。

2025年8月13日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。