エニアック（2021年生、母ノヴェンバースカイ）

Eniac

2021.01.17

エニアック（2021年1月17日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のバゴ（当時20歳）と交配したノヴェンバースカイが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は前川 義則。

経歴

デビュー前

1歳のとき、前川義則から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、前川義則から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、神奈川県馬主協会安達洋生によって220万円で落札された。

山崎裕也厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2023年）

5月19日、デビュー戦は桜井光輔騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート900m 雨/稍重）に出走。馬体重は418kg。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

10月9日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた2戦目は、本田紀忠騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

11月8日、中3週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた3戦目は、古岡勇樹騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

12月14日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた4戦目は、山中悠希騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のつるぎ賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

3歳（2024年）

1月3日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦の恵比寿天賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中悠希騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。

2月1日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦のストーム賞（川崎ダート900m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で山中悠希騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

3月15日、中5週で迎えた7戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のシュトゥルムヴィント賞 2（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた8戦目は、加藤雄真騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

5月6日、中3週で迎えた9戦目は、望月洵輝騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート920m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったコマゼロワンに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。