ウォルラス（2020年生、母アイヴォリーカラー）

ウォルラス（2020年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「セイウチ。母名のアイヴォリー(牙)から連想」。毛色は芦毛。種牡馬のイスラボニータ（当時9歳）と交配したアイヴォリーカラーが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はディアレストクラブ。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利(未勝利)。

経歴

デビュー前

中川公成厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

8月7日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。15頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は減速してしまい13着に敗れた。

3歳（2023年）

4月23日、約8か月半の休養明けで迎えた2戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に敗れた。

5月13日、中2週で迎えた3戦目は、3歳戦の3歳未勝利（東京ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた10頭をごぼう抜きし、最後は2着のトレジャートレイルに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月10日、中3週で迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

9月30日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた5戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず13着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（東京ダート1300m 小雨/不良）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線に入ると、前で粘るビートエモーションを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って雨下の激闘を制した。

11月12日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上2勝クラスの3歳以上2勝クラス（東京ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎北斗騎手（2戦1勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

4歳（2024年）

11月16日、約12か月半の休み明けで迎えた8戦目は、3歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎北斗騎手（3戦1勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

12月1日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上2勝クラスのJRAウルトラプレミアムクロフネカップ（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎北斗騎手（4戦1勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

5歳（2025年）

2月2日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、4歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で宮崎北斗騎手（5戦1勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は減速してしまい16着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮崎北斗騎手（6戦1勝）。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では息の長い末脚を披露し、4着に入り込んだ。

3月16日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で宮崎北斗騎手（7戦1勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

4月6日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で宮崎北斗騎手（8戦1勝）。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

5月17日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、4歳以上2勝クラスの立川特別（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で宮崎北斗騎手（9戦1勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

8月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた15戦目は、3歳以上2勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で宮崎北斗騎手（10戦1勝）。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

11月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた16戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 曇/重）に出走。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。