ヴァルツァー（2014年生、母マツリダワルツ）

Walzer

2014.03.19

ヴァルツァー（2014年3月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「円舞曲（独）」。毛色は栗毛。種牡馬のジャングルポケット（当時16歳）と交配したマツリダワルツが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）様似堀牧場。戦績は、中央平地6戦1勝。主な勝ち鞍は2016年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、様似堀牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ケイアイファームによって324万円で落札された。

小島茂之厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

8月6日、デビュー戦は長岡禎仁騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は392kg。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のソルティピースに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月11日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳500万下の黒松賞（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長岡禎仁騎手（1戦1勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

3歳（2017年）

2月5日、中7週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳500万下の春菜賞（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で長岡禎仁騎手（2戦1勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて13着に終わった。

4月29日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のゆきつばき賞（新潟芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

7月8日、中9週で迎えた5戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

8月5日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下の十勝岳特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初也騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。