マイネルエンブレム（1991年生、母シヨウハイドリーム）

マイネルエンブレム（1991年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のモーニングフローリツク（当時16歳）と交配したシヨウハイドリームが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は修栄牧場。戦績は、中央平地13戦2勝。主な勝ち鞍は1995年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

福永甲厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1994年）

1月8日、デビュー戦は横山雄一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

1月16日、連闘で迎えた2戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

1月29日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は横山雄一騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

2月13日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で横山雄一騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

3月12日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山雄一騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず11着に終わった。

3月20日、連闘で迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は村本善之騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るネオンサインを豪脚でクビ差だけ差し切って未勝利勝ちを決めた。

8月27日、約5か月半の休養明けで迎えた7戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の恵山特別（札幌芝2600m 曇/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の湯浜特別（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で小原義之騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

4歳（1995年）

3月26日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、菅原隆明騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

4月1日、連闘で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原隆明騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

4月22日、中2週で迎えた12戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京芝2400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。18頭立ての18番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず16着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（東京芝1600m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、驚異的な末脚を爆発させて、最後は2着のアマミチャンプに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。