パトリオットガール（1989年生、母ハヤブサノンノン）

パトリオットガール（1989年4月8日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパークリージエント（当時8歳）と交配したハヤブサノンノンが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）村本牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方6戦1勝。主な勝ち鞍は1992年の4歳。

経歴

デビュー前

秋山史郎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1992年）

2月2日、デビュー戦は武藤善則騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。馬体重は460kg。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は勢いを失って13着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武藤善則騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

3月8日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武藤善則騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で武藤善則騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

4月12日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で武藤善則騎手（4戦0勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で武藤善則騎手（5戦0勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた7戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

10月11日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた8戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、4歳（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた9戦目は、4歳（盛岡ダート1100m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で西康志騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた10戦目は、4歳（盛岡ダート1100m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西康志騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月6日、中3週で迎えた11戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、4歳（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のバトルシンボリに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月20日、中1週で迎えた12戦目は、4歳（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋久輝騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（1993年）

1月8日、中2週で迎えた13戦目は、5歳（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は西康志騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。