サインオブサクセス（2019年生、母セレブリティモデル）

サインオブサクセス（2019年3月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「成功の兆し」。毛色は鹿毛。種牡馬のハービンジャー（当時13歳）と交配したセレブリティモデルが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は(有)社台コーポレーション白老ファーム。主な勝ち鞍は2021年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額2,800万円（70万×40口）で一口馬主が募集された。

伊藤圭三厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

9月26日、デビュー戦は横山武史騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のロードレゼルを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

12月4日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳1勝クラスの葉牡丹賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（1戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に敗れた。

3歳（2022年）

1月5日、中4週で迎えた3戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

4歳（2023年）

1月21日、約12か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、4歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で永野猛蔵騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

2月25日、中4週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、4歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で永野猛蔵騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に敗れた。

4月23日、中7週で迎えた6戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの飯盛山特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず13着に敗れた。

6月17日、中7週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は永野猛蔵騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

8月12日、中7週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラスの湯沢特別（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で永野猛蔵騎手（4戦0勝）。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく11着に終わった。

5歳（2024年）

1月13日、約5か月の休み明けで迎えた9戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

1月27日、中1週で迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野翔騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のノアチェリーに1馬身3/4の差をつけて久々に白星を挙げた。