モガミリーフ（1987年生、母モガミソブリン）

Mogami Reef

1987.05.05

モガミリーフ（1987年5月5日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は青毛。種牡馬のアカマス（当時12歳）と交配したモガミソブリンが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）原口牧場。戦績は、中央平地8戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

古山良司厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1989年）

12月9日、デビュー戦は安田富男騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ハナに立ち、激烈なハイペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、アイノムテキに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月24日、中1週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

3歳（1990年）

8月26日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた3戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、エイコーボーイに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

9月16日、中2週で迎えた4戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1200m 外回り 雨/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るブランドコロナを豪脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

10月6日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下の岩谷特別（福島芝1000m 小雨/良）に出走。鞍上は坂井千明騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下の秋元湖特別（福島芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

11月25日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦1勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

4歳（1991年）

10月12日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上500万下の高湯特別（福島ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は安田富男騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。