マザックヤース（2013年生、母イーサンラヴ）

マザックヤース（2013年5月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「馬主名より＋馬主愛称」。毛色は鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時10歳）と交配したイーサンラヴが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は新井弘幸。戦績は、中央平地9戦1勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2015年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

高柳瑞樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

7月25日、デビュー戦は伴啓太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は432kg。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月23日、中3週で迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1500m 曇/良）に出走。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

9月26日、中4週で迎えた3戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/稍重）に出走。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

10月18日、中2週で迎えた4戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るビップフウマを3/4馬身差し切って初白星を挙げた。

11月7日、中2週で迎えた5戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、2歳G2の京王杯2歳ステークス（東京芝1400m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。18頭立ての18番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では伸びあぐねて16着に終わった。

3歳（2016年）

1月17日、中9週で迎えた6戦目は、3歳500万下のはこべら賞（中京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は伴啓太騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた7戦目は、3歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は松田大作騎手（1戦1勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

7月3日、約5か月の休養明けで迎えた8戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/良）に出走。鞍上は伴啓太騎手（2戦0勝）。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

10月25日、約4か月の休養明けで迎えた9戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、加賀白山賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい8着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた10戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/重）に出走。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず12着に終わった。