クイーンリザーブ（1998年生、母Slamya）

Queen Reserve

1998.04.27

クイーンリザーブ（1998年4月27日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のMiswaki（当時20歳）と交配したSlamyaが10歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地10戦1勝。2000年の小倉3歳ステークス(G3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

太宰義人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2000年）

7月15日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のスキャンボーイに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月3日、中4週で迎えた3戦目は、2歳G3の小倉3歳ステークス（小倉芝1200m 雨/重）に出走。芝レース、重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（2戦1勝）。17頭立ての10番人気で大外17番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、最後はマイネバレリーナと並んで3着同着となった。

10月7日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、牝馬限定3歳500万下のりんどう賞（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で太宰啓介騎手（3戦1勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

3歳（2001年）

1月14日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から6kg戻して迎えた5戦目は、3歳500万下の寒梅賞（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で太宰啓介騎手（4戦1勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず11着に敗れた。

2月10日、中3週で迎えた6戦目は、3歳500万下のこぶし賞（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で太宰啓介騎手（5戦1勝）。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

4月8日、中7週で迎えた7戦目は、3歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で太宰啓介騎手（6戦1勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた8戦目は、3歳500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で太宰啓介騎手（7戦1勝）。17頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に敗れた。

11月10日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（8戦1勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では最後まで息が続かず13着に敗れた。