ギンザグラマラス（2008年生、母フレンチアイディア）

ギンザグラマラス（2008年4月4日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋魅力的な」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時7歳）と交配したフレンチアイディアが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方9戦1勝。主な勝ち鞍は2012年の一般C2十二十三。

経歴

デビュー前

2歳のとき、社台ファームから「千葉サラブレッド・セールサラブレッド2歳」に上場され、有馬博文によって1,155万円で落札された。

小島茂之厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

7月17日、デビュー戦は伊藤工真騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。18頭立ての5番人気で大外18番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、6着に終わった。

11月1日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 曇/不良）に出走。15頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

11月13日、中1週で迎えた3戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

3歳（2011年）

9月14日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から33kg増やして迎えた5戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2十四十五（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた8戦目は、しながわ水族館開館20周年記念（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた9戦目は、A.ムンロ騎手を鞍上に迎えて、一般C2十十一（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

12月29日、中3週で迎えた10戦目は、一般C2十十一（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でA.ムンロ騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4歳（2012年）

1月19日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2十二十三（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のコウギョウメンバーをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

2月14日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2六（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（2戦1勝）。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。