シルクレガシー（2005年生、母アロールーシー）

シルクレガシー（2005年2月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋遺産」。毛色は青鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時13歳）と交配したアロールーシーが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は矢野牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方10戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の4歳以上C2 18。

経歴

デビュー前

当歳のとき、矢野牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

シルクホースクラブにて総額3,000万円（6万×500口）で一口馬主が募集された。

藤沢則雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2008年）

8月16日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/不良）に出走。馬体重は502kg。18頭立ての17番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず17着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた2戦目は、田中克典騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての15番人気で大外18番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が振るわず17着に終わった。

10月13日、中4週で迎えた3戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 21（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

11月23日、中5週で迎えた4戦目は、3歳以上C2 22（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

12月14日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた5戦目は、南谷圭哉騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 22（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい7着に終わった。

4歳（2009年）

2月21日、中9週で迎えた6戦目は、4歳以上C2 22（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で南谷圭哉騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したパセティックゴールを捕まえ切れず、約12馬身差の2着に敗北した。

3月14日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた7戦目は、4歳以上C2 18（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で南谷圭哉騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のカーリーコマンダーをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

4月5日、中2週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた8戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で南谷圭哉騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

4月26日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で南谷圭哉騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

5月31日、中4週で迎えた10戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で南谷圭哉騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

6月28日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で南谷圭哉騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

7月4日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で南谷圭哉騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き8着に敗れた。