ネヴァテルミー（2004年生、母テンザンミラー）

ネヴァテルミー（2004年3月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋教えて」。毛色は栗毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時12歳）と交配したテンザンミラーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）藤原牧場。戦績は、中央平地14戦1勝、地方23戦0勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年の2歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

河内洋厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

11月18日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は438kg。18頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のナムラハルをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

3歳（2007年）

1月14日、中7週で迎えた2戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンの紅梅ステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた3戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のくすのき賞（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、スローペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい12着に敗れた。

3月4日、中4週で迎えた4戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の雪割草特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。

4月28日、中7週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳500万下（京都ダート1200m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

6月30日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小池隆生騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず11着に敗れた。

8月25日、中7週で迎えた7戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/重）に49kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天賦の負けじ心を発揮してゴールまで勇戦し、3着に入り込んだ。

10月27日、中5週で迎えた9戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

4歳（2008年）

1月6日、中9週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は浜中俊騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

5月3日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

7月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、千葉直人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り曇/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての8番人気で17番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に敗れた。

8月30日、中5週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下の鳥屋野特別（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉直人騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

5歳（2009年）

4月19日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、田中克典騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず16着に終わった。

6月2日、中5週で馬体重を前走からさらに26kg増やして迎えた15戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、アンドロメダ特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた16戦目は、コールサック特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた17戦目は、メラク特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた18戦目は、ハンデ戦のホクレンえん麦特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、アースファイヤーに交わされて2馬身半差の2着となった。

8月11日、中3週で迎えた19戦目は、ナイター競馬ほのぼの観戦ツアー特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島洋人騎手（4戦0勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた20戦目は、プルート特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川島洋人騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた21戦目は、ヤングジェネレーションカップ（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で川島洋人騎手（6戦0勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた22戦目は、伊藤千尋騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の函館開港150周年特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り6着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた23戦目は、紅葉特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤千尋騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた24戦目は、駒ヶ岳特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（7戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた25戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、ホッカイドウ競馬三石ファンクラブ2（門別ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた26戦目は、日高報知新聞特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は川島洋人騎手（8戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

12月13日、中3週で馬体重を前走から28kg減らして迎えた27戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、水仙特別（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

6歳（2010年）

1月3日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

1月10日、連闘で迎えた29戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 28（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

1月16日、連闘で迎えた30戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月24日、連闘で迎えた31戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-30（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた32戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

2月14日、連闘で迎えた33戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 24（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

2月20日、連闘で迎えた34戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

2月28日、連闘で迎えた35戦目は、4歳以上C2-30（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトレモリノスを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月14日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は長田進仁騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

3月22日、連闘で迎えた37戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 23（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。