メイショウガイフウ（2021年生、母キンショーユキヒメ）

メイショウガイフウ（2021年1月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+凱風(初夏に吹く南のそよ風)」。毛色は青鹿毛。種牡馬のキズナ（当時11歳）と交配したキンショーユキヒメが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は佐藤牧場。主な勝ち鞍は2025年の3歳以上C3。

経歴

デビュー前

1歳のとき、佐藤牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、松本好雄によって2,310万円で落札された。

角田晃一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

10月15日、デビュー戦は角田大河騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー京都（京都芝1800m 外回り晴/重）に出走。馬体重は444kg。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

3歳（2024年）

1月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。17頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

3月6日、中7週で迎えた3戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の大撫山特別（姫路ダート1500m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

5月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、高杉吏麒騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2400m 外回り小雨/良）に出走。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は角田大和騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では見せ場なく15着に終わった。

7月28日、中6週で迎えた6戦目は、柴田裕一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に敗れた。

4歳（2025年）

3月18日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた7戦目は、山本屋太三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本屋太三騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C2（園田ダート1870m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山本屋太三騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた10戦目は、高橋愛叶騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上C3（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋愛叶騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋愛叶騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C3（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高橋愛叶騎手（3戦0勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったジュンオーズを半馬身捉え切れず2着となった。

7月10日、中1週で迎えた14戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、小野アルプス7ハロン（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C3（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は高橋愛叶騎手（4戦0勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず3着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた16戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線に入ると、前で粘るダズリングアイスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月27日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高橋愛叶騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

10月30日、中8週で迎えた18戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、一般C12（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた19戦目は、一般C13（名古屋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で細川智史騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。