クレバーワン（2003年生、母ロマンスプレゼント）

Clever One

2003.03.06

クレバーワン（2003年3月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時13歳）と交配したロマンスプレゼントが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、地方8戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の3歳。

経歴

デビュー前

高月賢一厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2006年）

4月20日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は502kg。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、平均的なペースで一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヤクモキセキに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月17日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では弾けるように疾駆したが、ブルーラインに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

6月14日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて、最後は2着のキエヌストラウスに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月4日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦の夾竹桃特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた5戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の朝顔特別（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく8着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の向日葵特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

10月16日、中9週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた7戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず14着に敗れた。

4歳（2007年）

2月15日、約4か月の休み明けで迎えた8戦目は、一般C2-11 12 13（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。