サカジロチュウオー（2013年生、母サイキョウレディー）

サカジロチュウオー（2013年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋中央」。毛色は鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時10歳）と交配したサイキョウレディーが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はWing Farm。戦績は、中央平地6戦0勝、地方11戦1勝。主な勝ち鞍は2016年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、門別牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。2歳のとき、幾千世牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、竹内三年によって1,350万円で落札された。

坂口正則厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

9月12日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は460kg。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

10月10日、中3週で迎えた2戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

11月7日、中3週で迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は鮫島克駿騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた5戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

3歳（2016年）

1月23日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず10着に終わった。

3月2日、中5週で迎えた7戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るキタノシャーロットを鮮烈な末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

3月14日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の祝!陽平・由衣結婚おめでとう杯（名古屋ダート800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

4月6日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

5月24日、中6週で迎えた11戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

6月7日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月5日、中3週で迎えた13戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた14戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

7月26日、連闘で迎えた15戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は中島龍也騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

8月2日、連闘で迎えた16戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた17戦目は、3歳B4（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。