パセリ（2008年生、母プリンセスプレーン）

Parsley

2008.03.22

パセリ（2008年3月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「セリ科のハーブ名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のバランスオブゲーム（当時9歳）と交配したプリンセスプレーンが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は増本 良孝。戦績は、中央平地4戦0勝、地方4戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、増本良孝から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ミルファームによって94.5万円で落札された。

保田一隆厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

6月26日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた2戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/重）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は垂れてしまい12着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた3戦目は、菅原隆一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

10月9日、中9週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1400m 雨/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず17着に終わった。

11月14日、中4週で迎えた5戦目は、清水裕一騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

12月5日、中2週で迎えた6戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

12月25日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた7戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったダイメイパックマンに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

3歳（2011年）

1月10日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 小雪/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったカノヤオーロラに詰め切れず、5馬身差の2着となった。